新発田市:新発田城

新発田城は、別名「あやめ城」とも呼ばれ、初代新発田藩主溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)侯が慶長3年(1598年)に築城し、3代宣直(のぶなお)侯のときに完成しました。
本丸表門、旧二の丸隅櫓が現存し、国重要文化財に指定されています。
新発田城は一般に多くある山城とちがって、政治・経済の中心として交通の便利さを考え、平地につくられた平城で、石垣がすき間なくかみ合うようにきちんと積まれる「切込はぎ」と呼ばれる美観を重視した技法でつくられています。
また、北国の城特有の海鼠壁や、天守閣の代わりを果たしていた三階櫓には3匹の鯱を配するという独特の櫓で、全国にも例がない大変珍しいものです。
平成16年には、古写真などの資料を基にこの三階櫓、辰巳櫓が復元されました。
所在地:新潟県新発田市大手町6-4
お問い合わせ:新発田市役所生涯学習課
TEL:0254-22-9534
