小千谷市:木喰観音堂(もくじきかんのんどう)
木喰三十三観音像
江戸時代後期の遊行僧・木喰上人が1803(享和3)年から約2年半にわたり小千谷に滞在して彫り残した如意輪観音像(にょいりんかんぜおんぼさつ)をはじめとする三十三観音像と他二像が奉納されています。
木喰の作風は微笑を浮かべた温和なものが多いのが特色で、伝統的な仏像彫刻とは全く異なった様式を示し、ノミの跡も生々しい型破りなものですが、無駄を省いた簡潔な造形の中に深い宗教的感情が表現されており、他の仏像彫刻にみられない特徴があります。
所在地:新潟県小千谷市小栗山
お問い合わせ:0258-59-2857
