柏崎市:えんま市

えんま市(えんまいち)は、毎年6月14日から16日にかけて、新潟県柏崎市で行われる夏祭りで、200有余年の歴史を持つこの市には、閻魔堂(えんまどう)のある本町通りを中心に全国各地から集まった500軒以上の露店が数キロメートルにわたって立ち並び、期間中20万人を超える人出で賑わいます。
元々は、柏崎市東本町にある閻魔堂の馬市だったものが、文政年間には露店が立ち並ぶ縁日の形態となったと伝えられています。
また、祭礼が6月中旬に行われることが、全国の露店業者が集うのに好都合だったために、現在では約700mの区間に500~600軒もの露店が立ち並ぶ規模になり、村上大祭、蒲原まつりと並んで、新潟三大高市(たかまち)の一つとされています。