糸魚川市:青海の竹のからかい(おうみ)
竹のからかい
糸魚川市大字青海(旧青海町)の東町と西町に江戸時代から300年以上の歴史を持つとされる「青海の竹のからかい」は小正月行事のさいの神と一連のもので、全国的にも大変珍しく国の重要無形民俗文化財になっています。
竹のからかいは民間信仰から発生したもので、五穀豊穣や除災招福・家内安全を願ったものだと言われ、顔に「隈取り(くまどり)」をした若衆が佐儀長(さぎのちょう)の歌を歌いながら竹の周りを回った後、 竹を倒して引き合います。
竹が折れたり、割れたり、相手に多く引かれてしまった方が負けとなり、勝った方は、豊年・豊漁になると言われています。
祭りで使用した竹は青海の海岸で賽の神(さいのかみ)焼きをし、その年一年の無病息災と豊年・豊漁を祈願します。
お問い合わせ:糸魚川市教育委員会 文化振興課
TEL:025-552-1511