糸魚川市:親不知・子不知(おやしらず・こしらず)
親不知
天下の険として有名な親不知、子不知海岸。
越後国と越中国の間を往来する旅人は、この断崖を海岸線に沿って進まねばならず、古くから北陸道(越路)最大の難所として知られてきました。
北陸本線親不知駅を中心とする青海駅、市振駅間約15kmの総称で、親不知駅・市振(いちぶり)駅の間が親不知、親不知駅・青海駅(おうみえき)の間が子不知と呼ばれています。
「親不知」の名称の由来は幾つの説があが、一説では、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることからとされています。